1997.12/10up

丹沢・小草平ノ沢

横須賀登高会


F1を登る勘七組を見送る小草平組



期  日:1997年6月7日
メンバー:L川名/永山/菅野/三品(勘七ノ沢→関本/真島)

入沢
06/07(日)天候:曇り
横須賀→大倉〜二股〜(小草平ノ沢)〜堀山〜(大倉尾根)〜大倉

 早朝横須賀を出発。今回は沢登り初参加のミッシー(三品さん)を連れて初心者向きの沢、小草平ノ沢に行く。セッキー(関本)とマッシー(真島)の二人には少しグレードの高い勘七に登ってもらい、稜線で落ち合う事とした。
登山訓練所(9年度で閉鎖)のある二股で準備をしていたとき、何かやな予感がして沢の水を飲まなかったのだが、案の定二股を入ってすぐに、沢の流れの中に鹿の腐乱死体が横たわっていた。今まさに腐りかけている状態で、思わず鼻をつまんで通り過ぎた。

 一度全員で勘七のF1まで行き、F1を登るセッキー達を見送る。勘七の方が距離はのびるが、おそらく小草平の我らとあまり時間は変わらないだろう。

 さて、小草平は出合からすぐに滝が現れる。そんなに高くは無いが、数メートルの沢が最初にまとまってあり、ここは結構馬鹿にならない。初めてのミッシーも真剣に登りだした。今回はリードとビレーをすべてカンスケ(菅野)に任せて、私は楽をする。しかし最近、丹沢の沢はどこも荒れていて、沢を倒木や土砂が埋まっている場所がある。小草も途中そうだった。昨年の秋の台風のせいだろうか。

小草平の沢の核心部  もう少し水量があれば面白いのだが、短い沢なので仕方がない。初めてのミッシーを連れても、2時間ほどで最後の詰めとなり、植林された土の急斜面を登ると、大倉尾根の登山道に到着した。
 堀山の大倉尾根の中では比較的なだらかな尾根をしばらく下り適当な場所で休憩を取っていると、程なくセッキー達が現れた。勘七もだいぶ荒れていたようだ。でもなれた二人だとやっぱり早い。そこからは一緒に下る。

 今回、ミッシーは思ったほど怖がらず、ひょいひょいと滝を登っていた。これからが楽しみなメンバーが一人増えた。

うれしそうなカンスケ



 以上



川名 匡(写真と文) 

[Copyright(c) 1997 by Tadashi Kawana]


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